2025年02月01日
いきいき職場通信2025年2月号
ハラスメント&メンタルヘルス(セルフケア)をテーマとした従業員様向けニュースレター「いきいき職場通信」2025年2月号を作成しました。
よろしければ、社内webやE-mailで従業員様に展開する、社内の掲示板等に貼る、社内報の材料等として使用する(Wordでダウンロード出来ます)などでご利用ください。
【ハラスメント】次のマンガを読んで、問題について考えましょう
<背景>
AさんとBさんは、ほぼ同じ時期に入社した同僚だった。しかし、仕事の進め方には違いがあり、Bさんは要領がよく仕事が早いのに対し、Aさんは不器用で時間がかかることが多かった。Bさんは、他の同僚たちとともに、そんなAさんの悪口を頻繁に口にしていた。周囲の社員はそれを快く思っていなかったが、Bさんに注意する人はいなかった。
<これってハラスメント?>
Bさんらの言動はハラスメントに当てはまるか考えてみましょう。
・Bさんらの言動は職場にどんな影響をもたらすでしょうか?
・周りの社員に出来ることはないでしょうか?
モラルハラスメントになる可能性がある
職場におけるモラルハラスメント(モラハラ)とは、言葉や態度、行動によって相手を精神的に追い詰めるハラスメントのことです。その言動はパワハラにおける精神的な攻撃と似ていますが、必ずしも優越的な関係があるとは限らず、同僚間でも発生します。例えば、本人の前で暴言を吐くだけでなく、特定の同僚について悪口を言い続けたり、周囲に広めて評価を下げたり、仲間外れにする目的で悪口を言うこともモラハラに該当します。こうした悪口が頻繁に交わされる職場では、「誰が自分の悪口を言っているかわからない」という不信感が広がり、人間関係が悪化することで、モチベーションの低下や離職の増加につながる可能性があります。このような状況を防ぐためには、悪口に加担せず聞き流したり、ポジティブな話題を意識的に増やしたりすることが大切です。また、悪口の対象になっている人を孤立させないようフォローし、必要に応じて上司や相談窓口に相談することも、職場環境の改善につながります。日頃から健全なコミュニケーションを意識することで、より良い職場づくりが可能となります。
【メンタルヘルス】みかんで手軽にセルフケア
冬の代表的な果物であるみかんは、セルフケアにも役立つ食材です。みかんに豊富に含まれるビタミンCは、ストレスによって消費されやすいため、こまめに補給することで疲労感を軽減し、気持ちを前向きに保つ効果が期待できます。
また、みかんの甘酸っぱい香りにはリラックス作用があり、気分転換にも最適です。さらに、クエン酸が疲労回復をサポートし、食物繊維が腸内環境を整えることで、腸と密接に関係する心の健康にも良い影響を与えます。おやつやデザートとして手軽に食べられるところもいいですね。
【レジリエンス】「自己効力感」を高める⑤
「自己効力感」を高める要因の四つ目は【生理的・情緒的状態】の改善です。これは、心身のコンディションを整え、前向きな感情を育むことで「自分はできる」という感覚を高める方法です。具体的には以下のようなことが挙げられます。
1.生理的状態の改善(身体面)
睡眠をしっかりとる、ウォーキングやストレッチなど無理のない範囲で適度な運動をする、栄養バランスの取れた食事をとることでエネルギーが高まります。
2.情緒的状態の改善(精神面)
瞑想、深呼吸、アロマテラピーなど、リラックスする時間を確保し、自分が落ち着ける方法でストレスを軽減すると、前向きな気持ちを持ちやすくなります。
特に「まずは体調を整え、ポジティブな気持ちを育む」ことを意識すると、前向きな行動につながります。