令和元年度 個別労働紛争解決制度の施行状況

2020年07月01日

厚生労働省から「令和元年度 個別労働紛争解決制度の施行状況」が公表されました。

<令和元年度の状況のポイント>
〇民事上の個別労働紛争の相談件数、助言・指導の申出件数、あっせんの申請
 件数
全てで、「いじめ・嫌がらせ」が引き続きトップ
 「いじめ・嫌がらせ」が、
  ・民事上の個別労働紛争の相談件数では、87,570件(同5.8%増)で8年連続トップ
  ・助言・指導の申出では、2,592件(同0.3%減)で7年連続トップ
  ・あっせんの申請では、1,837件(同1.6%増)で6年連続トップ
  でした。

厚生労働省では、今回の施行状況を受けて、総合労働相談コーナーに寄せられる
労働相談への適切な対応に努めるとともに、助言・指導及びあっせんの運用を的確
に行うなど、引き続き、個別労働紛争の未然防止と迅速な解決に向けて取り組んで
いくとのことです。

このような状況をみると、各企業において、引き続き各種ハラスメントの防止対策に
努めていただく必要があるといえそうです。
 
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000213219_00003.html