2018年04月11日
先日、愛知県内の某大学で、新入生向けのハラスメント研修を行ってきました。
大学の相談窓口担当者向け研修や、教職員向け研修は何回か行ったことがあるのですが、学生向け研修は初めてです。
研修開始前、大学内のきれいなホールに200名ほどの学生さんが集まり、早速できた仲のいい友人同士でにぎやかにおしゃべりをされていて、普段企業内で研修をする時の雰囲気との違いを感じ、新鮮な気持ちで登壇しました (^^)
研修内容は、アカハラ、セクハラ、パワハラ等の基礎知識の説明と、被害者にならないための予防法、被害を受けてしまった時の対処法、加害者にならないために気を付けること等をお伝えしました。
世間を賑わせている伊調馨選手のハラスメント問題や、大谷翔平選手の活躍に絡めてメジャーリーグの新人儀礼で女装をさせるのが禁止になった、などのトピックスも含めて1時間の研修でしたが、皆さん私語もなく静かに聴いていただけました。
研修の中でいくつかの事例について、ハラスメントになるかどうかを考えてもらうワークも行いました。学生さんということもあり、ハラスメントと捉えてしまいがちなのではないかと予測していましたが、例えば「遅刻を皆の前で怒るのはアカハラになる」という設問でもほとんどの学生が×に手をあげるなど正解が多く、皆さんハラスメントをきちんと理解しているなと感じました。
受講してくれた学生さんたちが、ハラスメントの被害者・加害者になることなく、充実した学生生活を送られることを祈りつつ、大学を後にしました。